なんとなく書いてる

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ガッチャマンクラウズインサイトのイベントの監督とキャストさんの一問一答をまとめたやつ+α

ガッチャマン クラウズ インサイトスペシャルイベント
【日時】2016年4月3日(日)
【会場】ヤクルトホール

イベント中にメモ取ったものから書き起こすのでわりと適当なところもあります。
完全に来れなかった友達用でまとめてる奴で、ところどころニュアンス的に間違ってるところとか変な点があったらごめんなさい。
その時はその時でTwitterまで連絡いただければ幸いです。
https://twitter.com/master_mn

出演者()の中は下での略称
一ノ瀬はじめ役:内田真礼さん(内田)
三栖立つばさ役:石原夏織さん(石原)
爾乃美家累役:村瀬歩さん(村瀬)
鈴木理詰夢役:梅原裕一郎さん(梅原)
橘清音役:逢坂良太さん(逢坂
中村健治さん(監督)

ガッチャマン個人面談のコーナー
出演キャストが疑問に思っていたことを監督に直接聞くコーナー

自分が演じたキャラクターについて(昼の部)
内田:2期になって、はじめちゃんが「なんで?なんで?」って言わなくなった理由は?それから清音との関係性の変化についてどうなってるんですか?
監督:1期よりはじめの登場シーンが少ないからそう思うのかもしれない。それから清音との関係性には変化はありません。
内田:2期より悩むシーン減りましたよね。カッツェさんを取り込んだからですか?
監督:それもあるかな。それからガッチャマンのメンバーの中ではじめが認められたから、はじめがやることに対して信頼してるからもある。

石原:つばさちゃんはなんで銀髪なんですか?
監督:キナコさんから上がってきたフルカラーのデザインが最初から銀髪で、違和感がなかったから採用した。つばさのデザインに関してはショートカットで身長164センチ、すらっとしていて、はじめより胸が小さい(ここが1番重要らしい)って感じでお願いしました。

村瀬:累は1期の最後に、女子の制服を着ていたけど、インサイトではどうなんですか?学校には行ってるんですか?
監督:累は留年していて、はじめと同級生で、女装したまま学校に通っている。でも学校への登録は男子として登録されている。
村瀬:1期の最後に女子の制服を着ていたから学校でのシーンとかあるのかなって楽しみにしてたのに、2期では学校のシーンほとんどなくて残念だった。

梅原:理詰夢は本編後どうなってるんですか?
監督:もう1度捕まって、仮釈放を受けているってことに制作側ではなってて、大学はやめてる。
梅原:そういえば理詰夢は最後ガッチャマンになるって言われてたんですけど?
監督:途中で変わった。理詰夢をどうするかについての議論は結構しました。理詰夢をガッチャマンにしようかと思ったけど、理詰夢が悪役過ぎて今回は無理でした。

逢坂:必殺技はいつどうやって覚えてるの?
監督:ガッチャマンに最初になった時に自動的に覚えてる。あと清音と累とODさんのスーツはチート。チート組はそんなに技を使わないようにしてる。
逢坂:実は丈さんは清音より弱いのでは・・・

自分が演じたキャラクターについて(夜の部)

内田:はじめとカッツェさんとの関係は今後どうなるの?
監督:カッツェとの関係絵は死ぬまで続きます。
内田:はじめが子供を産む時にカッツェ成分って入るんですか?
監督:そこは大丈夫

石原:つばさちゃんはどのようにしてあんな元気な性格になったんですか?
監督:石原さんが原因。アフレコで気合が入っていた石原さんの声を聞いてキャラ作りをしたので、どんどん石原さんに近づいていった。

村瀬:ドラマCDでは理詰夢と累が普通に喋ってたけど、2人の関係って?
監督:仲良くなっていくと思う
梅原:理詰夢の方から近づいていきそう

梅原:理詰夢には友達がいるのでしょうか・・・?
監督:累くんしかいない。
村瀬:累もガッチャマンになる前はそうだったから大丈夫
監督:あの2人は頭がいいから難しい。

逢坂:メンバーの生身での強さはどの程度ですか?
監督:丈は昔から強かった、学生の頃は絞めてたタイプ。はじめとつばさは普通の女の子。清音はかなり強い。累はそこそこ。理詰夢は強い。


ストーリーについて(昼の部)
内田:監督のイチオシキャラは!
監督:はじめ
内田:それにしては出番少なくないですか???
監督:出し惜しみかな。0話やラストのはじめがスタッフに好評だったからはじめ。

石原:どんなきっかけで空気がテーマになったんですか?
監督:2期を発表したイベントの夜に空気をテーマにすることを決定しました。そのイベントの前に戦争体験者の方からお話を聞いていて、戦時下の空気の変化が恐いなって思って、今は平和だけど、いつそういう状況になるかわからないじゃないですか。じゃあそれでいこう!ってことで決まりました。

村瀬:つばさが生まれた経緯が気になります。
監督:もう一人増やしたかった。
村瀬:それ理詰夢でも良かったんじゃ?
監督:理詰夢は当初とはキャラが変わりすぎたから。

梅原:くうさまの模様が赤青白なのはなんで?
監督:デザインした人曰く、床屋の色がそれだから。あとそれに赤青白は人間の感情の色っていう意味付けをしました。

逢坂:全体のシナリオが頭の中に固まったのはいつ頃?
監督:アフレコが2/3終わった8話ごろ。11話と12話についてだけ悩んでいた。


ストーリーについて(夜の部)
内田:政治を絡めた話になったのはなんでですか?
監督:話を作っていくうちに、世の中が動いていくのを表現するのに、立川市では弱く、政治が動くと日本が動いている風になるからです。個人的にはスマホ投票は期待する未来で、雨の日とかって投票行きたくないじゃないですか笑

石原:ゲルちゃんの顔はなんでオレンジ?
監督:色んな色をテストしてみて1番良かったから。寒色だと悪い人に見える。赤っぽく赤には見えない色で!

村瀬:これを頭においてみるとよりストーリーを楽しめるポイントはありますか?
監督:みんなの空気の動き。主人公以外の周りの人たちや、特にくうさまやゲルサドラに依存している人たちがどういう風にどんなセリフを話しているかの変化が重要。
内田:それに関しては回を重ねるごとにそういう人たちのガヤをみんなで入れていて、どんどんスタジオのブース内の空気が異質になっているように感じました。

梅原:オリジナルアニメですが、初めの予定と変わったところは?
監督:チョイ役の予定だった理詰夢が最後まで物語のキーになる人に変わっていたことかな。
村瀬:理詰夢がレクター博士っぽくて、ハンニバル見返しました。

逢坂:続きはぶっちゃけ作ります?
監督:ネタはあるけど、作れるかどうかはわからない。
逢坂:みんな成長してるから難しそう。
監督:成長物語として描かずに、成長しきった人に何かをぶつけるドラマにする予定。


アフレコ中の出来事について(昼の部)
内田:カッツェや丈がしゃべるたびに笑いかけてたんですけど、ブースの向こうのスタッフサイドではどうでしたか?
監督:宮野さんは上手、面白い。自分たちが用意していたものよりいいものを見せてくれた。
内田・石原:笑いをこらえる方は辛かったです。
内田:今回は杉田さんもいましたし。
監督:スタッフは笑ってたよ。面白かった。

石原:監督の説明は長いって聞いていたんですけど、自分の時は15分で終わりました。なんで?
監督:長いってクレームがスタッフから出てた。
石原:0話の時にそういう噂を真礼ちゃんから聞いてたから楽しみにしてたのに・・・
監督:2期だからってのと、ラストが決まってなかったからってのもあるかな。石原さん厳しい・・・

アフレコ中の出来事について(夜の部)
石原:1期の時は監督が現場にそんなに来てなかったって聞いてたんですけど、なんで2期では毎回来てたんですか?
監督:偉い人から怒られました・・・ 1期の頃はアフレコ現場にSkypeを繋げて見てたから作業が進んだんだけどね・・・

村瀬:監督の好きなシーンや、印象に残ってるセリフは?
監督:好きなシーンははじめが片腕吹き飛ばされるところ。本当は血が流れるシーンを映像で表現するのが好きじゃないけど、その禁を破ってまで作った。

梅原:つばさにはモデルになった人がいるが、他のキャラにはモデルになった人はいますか?
監督:ゆるじいはつばさの家のモデルになった家の花火師のおじいちゃんがモデル

逢坂:最終話とその前の11話を入れ替えて録音しようと思わなかったんですか?
監督:入れ替えても良かったかな~
村瀬:12話の真礼ちゃんの演技を見てからだと自分の演技も変わってたかもしれない。


ガッチャマン個人面談のコーナーについては以上です。

あとはおまけ程度に

シャッフルアフレコ
昼の部:第3話の最初のミリオネ屋のシーン
1回目
内田:パイマン 石原:ミリオ 村瀬:はじめ・OD 梅原:ゲルサドラ 逢坂:つばさ (最初は石原さんがつばさ、逢坂さんがミリオを引き当てたんですが、つばさは石原さんの持ちキャラのため交換)
2回目
内田:ミリオ 石原:はじめ・OD 村瀬:パイマン 梅原:つばさ 逢坂:ゲルサドラ
逢坂「ゲルサドラをうまくやらないと花澤さんに◯される・・・」

夜の部:8話のなぞなぞの答えの話から猿になった累くん
内田:X 石原:累 村瀬:くうさま 梅原:はじめ 逢坂:カッツェ

感想
昼の部のミリオをやった石原さんのやけくそ感がありつつも、ちゃんとやってる感じが良かったです。あと梅原さんのゲルサドラが完全に花澤さんじゃなくて杉田さんの方のゲルサドラじゃんって感じ。
夜の部の内田さんのXはなんかXって感じ。もし丹下さんじゃなくて内田さんがXだったらこうだったんだろうな~っていう実感が持てるX。石原さんの累くんはマージでやばかった。これ絶対クスリキメちゃってるっしょって感じ。村瀬さんのくうさま、完全にくうさまがこの声だったらダメになっちゃいますね・・・村瀬歩、恐ろしい子・・・


その他のところで印象的だったお話
監督が「キャラクターのことに関しては、監督である自分よりも担当されている声優さんの方が、そのキャラクターに対して集中してる時間が長いから詳しい」っておっしゃられていて、作品について一番考えている監督からそういう風に言われるキャストさんたちって信用されてるんだなっていうのと同時に、すごくしっかり自分の演じるキャラクターに向い合って演じてくださってたんだなって感じました。それから夜の部のラストで「アニメの放送は昔のことで思い出になっていたけど、イベントが進んでいくうちに、当時のテンションとかリズムとかが戻ってきたのはみなさんのおかげです。次があれば命を削って作ります」って仰られていて、いろんなオトナノジジョウ的なサムシングはよくわかんないけど、作品をずっと好きでいたらいつかまた続きに出会えるんじゃないのかなって思いました。

内田さんの「イベントで2期発表をした時に嬉しそうな顔をしていたり、泣いているお客さんの顔を見ていて、私たちが面白い作品を作っているという気持ちは間違ってなかったんだなって思いました」って仰られていて、たぶん内田さんが主役だったからこそ、この作品って綺麗に、うまい具合に行ったんだろうなって感じました。自分が面白い作品を作っているっていう風に思って声優としてこの作品に関わっていたのってすごくない?

あと感想
そもそものイベントの応募の円盤先行の段階で、運営がぐだぐだだったからこのイベントそんなに期待せずに行こうって思って行ったら作品のファンとしてはすごく楽しかったです。やっぱりちゃんとキャストさんが作品のお話をしてくれる作品のイベントってファンとしては嬉しいし、ガッチャマンクラウズってやっぱりオリジナルアニメだから監督があってこその作品で、その監督がお話をするコーナーをきちんと取ってくれたのは嬉しい。でももうちょっとそこの時間を伸ばして欲しかったかな。あと夜の部の朗読劇が1期第1話の前日談って設定なのに、なんで清音がGALAXのユーザーだったんだろう・・・ってなったところが残念でした。アットホームな雰囲気だからってぐだぐだになってもいいっしょ~って言うのはやっぱり違うと思うので、次回があれば頑張って欲しい、心からそう思うよ。

それからガッチャマンクラウズは良い声優揃えたなっていつも思う。個人的には最近梅田愛役の福沙奈恵さんが良いなって。

そんな感じでおしまい