なんとなく書いてる

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山崎エリイ ファーストアルバム「全部、君のせいだ。」の感想

11月16日に発売された山崎エリイさんのファーストアルバム「全部、君のせいだ。」を聴いていろいろと思うところがあったので感想を書きました。

columbia.jp



名作って言われるアルバムってどんなアルバムなんだろう?って考えたときに、まずTM NETWORKの「CAROL」ってアルバムが浮かんだ。
1988年にリリースされた「CAROL」は、CD自体にも物語が存在しているんだけど、このアルバムの楽曲を題材にした小説と、このアルバムの楽曲を演奏したライブでアルバムの世界観を表現し、どれかだけでも楽しめるけど、すべてを合わせたときに完成したひとつの作品になってるんだよね。
何が言いたいかっていうと、良いアルバムには物語があるんだよね。
アルバムってやっぱり1枚で1つの作品だし、楽曲の収録されている順番って何かしらの意図があることが多い。
CDに収録されている楽曲を1枚通して聞く事の意味ってそのCDの物語を読み解くことと等しいと思う。
どれか好きな曲だけ聴くのも悪くないんだけど、CDを買ったんなら一度はそのCDを通して聴いてほしい。
曲自体にも物語があるけど、アルバムにはもっと大きな物語があって、ある意味短編小説集のようなものなのかな。

声優の出したアルバムで物語性の強い作品って何があるかな~って考えたんだけど、個人的には2013年に発売された宮野真守の「PASSAGE」、2006年発売の水樹奈々の「HYBRID UNIVERSE」はそういう要素を感じる。今回発売された山崎エリイの「全部、君のせいだ。」からはこの2枚を初めて聴いたときと同じような物語を感じた。「PASSAGE」と「HYBRID UNIVERSE」は名盤なのでぜひ聴いてほしい。

真面目に書いてたけど、しんどくなってきたのでいつもの文体になります。


物語性のあるアルバムってそのままの曲順でライブをしてもきれいに決まりそうだよね、このアルバムでライブするならこの順番でやってアンコールで「Dreamy Princess」がいいです。
「Dreamy Princess」で階段から降りてくるエリイちゃんの姿が見たい。
山崎エリイの魅力って自分は歌ってるときの曲による雰囲気の違いを恐ろしいほど表現できることだと思う。
パブリックイメージな感じはもちろん、それとは真逆の黒いオーラをまとった姿、本人の好きな80年代アイドル歌謡サウンド、爽やかなロックサウンドで制服でカーディガンとかを腰に巻いて歌ってるガールズバンドのボーカルみたいな感じ、エリイちゃんって本当はこういう子なのかな?って思わせるような曲など、そのすべてをそれぞれの色で歌い分けていて、それを感じれるのがこのアルバム「全部、君のせいだ。」
大切なファーストアルバム、これから山崎エリイを知る人達への名刺としては完璧な1枚だと思う。
なのでぜひ!聴いてみてください!

まるっ


おまけ
アルバムは誰かの印象を取り込む前に一度通して聴け!って言ったから自分の感想はおまけ程度にちょろっと書いときます。
個人的には「アリス*コンタクト」の途中に入っているセリフがディズニープリンセス映画の挿入歌みたいで面白いな~ってなってる。
前に「その人の人となりを知るためにはその人の好きなものを知るのが近道だから、エリイちゃんのことを知るためにディズニー映画見よう」
ってエリイちゃんのファンの友人に言ったら、そのあと結構ディズニー映画見てたんだけど、あれって何か得るものはあったのかな?
ディズニープリンセス映画でオススメは美女と野獣なんだけど、そういうディズニープリンセス映画を一通り見てから「プリンセスと魔法のキス」と「魔法にかけられて」を見ると面白いよ
ってことを書いてたらエリイちゃんのバースデーイベントに当選しました。
そして仙台に到着したのでこれにてドロンでござる