マクロスΔの物足りなさについて考える会
マクロスΔをワンクール分見たんだけど、面白いけどなんか物足りない・・・って感じがしてしまったから、どこらへんが物足りないんだろうっていうのについてダラダラ書くだけの会
これまでのマクロスにあって、Δにあまりない部分って『ミサイル』だと思う。
マクロスシリーズにおける三大要素として『歌』『三角関係』『可変戦闘機による戦闘シーン』があるんだけど、戦闘シーンがこれまでのシリーズと大きく違うことがやっぱり気になる。
マクロスシリーズといえばやっぱり板野サーカスって呼ばれる画面を縦横無尽にミサイルが飛んで行くシーンがおなじみなんだけど、今作では戦闘シーンが機銃での打ち合いがメインでミサイルの印象があんまりない、AKB0048のほうがミサイル飛んでたんじゃねえかってくらいミサイルが飛んでない気がする、0048のはミサイリウムだけど。
ミサイルがたくさん飛んでるのって画面の派手さもあるし、わかりやすく戦闘してる感じがするから自分は好きだし、ミサイルを回避してたり、撃ち落としてたりしてるシーンを見せられると「こいつむっちゃすげーパイロットじゃん！」ってなるからもっとミサイルしてるシーンが見たい。
あと「こいつすげーパイロット！」って感じでメッサーと白騎士のドッグファイトやってたけど、心臓綺麗に撃ち抜いてて流石にそれはちょっと・・・ミラージュのおじいちゃんですらやらなさそう・・・ってなっちゃった。
あとΔのストーリーがVF-X2でワルキューレが2067年版ジャミングバーズって感じ。
考えてる途中でぼけーっと河森正治総監督のインタビュー読んでたら
「テレビシリーズの『超時空要塞マクロス』と劇場版の『愛・おぼえていますか』の2つをあわせて現代風にしているのが『マクロスF』だとすれば、ある意味『マクロスプラス』と『マクロス7』のまったく異質な2つをあわせて現代風にしているのが『マクロスΔ』とも言えますね。かけ離れたものをひとつにしようとしているような部分があります。あるところは『プラス』、あるところは『7』と表現できるくらい変化の幅が激しい作品ですね。マクロスワールドを広げた中のコアな部分の要素を描いた作品を『マクロスF』だとすると、マクロスワールドを広げた一番辺境の辺りをあわせて作ろうとしているのが『マクロスΔ』。そういう世界の広さがありますね。マクロスワールドの広さをすべて使って描くつもりでいます。」
って仰られてて、確かにプラスと7だな～って。
ミサイルあんまり撃たないところが7で、歌で人間が凶暴化してるところがプラスっぽい。
マクロス7の第28話で主人公の熱気バサラが、自分の歌を聴かない敵に対してミサイルを撃つシーンがあって、そこで「なぜ撃つ、熱気バサラ！お前は、お前は歌うんじゃないのか！」って怒られちゃうんだけど、戦闘で物事を解決するというよりは歌で人を助けるっていうところがワルキューレは7に近いのかもしれない。
シェリルさんは超イケイケスーパースター感出てて面白かったけど、ワルキューレは近所のイオンモールでライブしてる感があって、あ～老人ホームや幼稚園でライブしてたFIRE BOMBERみたいって感じることがあったんだけど、そういうのも7っぽさなのか。
結論
7と同じで最後まで見ないとなんとも言えねえわ
7も糞つまんねーって話と最高かよこれ・・・って話がたくさんあったからΔも全部見たらそうなるよたぶん、わかんない保証はしない。
というわけでΔ視聴者のみんなはまだ見てなかったらマクロスプラスとAKB0048を見よう！
マクロス7は最高なんだけど、見る人を選ぶから気合を入れてから見てください。
プラスは2時間くらいで見れるし、0048はワルキューレの親戚みたいなもんだから！AKBだからって理由で食わず嫌いして見ないのは人生損してるよ。
あと上のインタビューはこれです。
ダラダラこれ書いてから考えてたんだけど、レディMって結局誰なんだろうね？
ミリアか未沙かマリアフォキナ・バンローズか、バンローズはねえか、バンローズだったらお前誰だよ・・・ってしかなんないだろうし。
美雲さんってことはないでしょ～とも思うんだけど、美雲さんが何者なのかはまだよくわかんない。
ハインツ様がマヤン絡みなのはなんとな～くわかってたんだけど、そういう風に考えてたのがピッタリあってたら面白いよね。
そういう風にシリーズ通してのつながりの要素があるからマクロスって見るのやめられないんだと思う。
あとここがこうでこんな感じなのかな？って考える要素がある作品ってオタクとして楽しいところだと思うし、そういう要素があるからΔなんだかんだで楽しめてる気がする。
