なんとなく書いてる

適当に思ったことを書いていくブログ。何かあったらTwitter:@master_mn までお気軽に。

【オタクポエム】気持ちとしては単推し

オタクをしてると「あなたは誰のファンなんですか?」とか「どんな作品が好きなんですか?」って聞いたり、聞かれたりする機会が多々あると思う。

その時に「○○さんのファンです」って言ったとしても、その人のSNSのアカウントを見ると他の女の話ばかりしてる人がいるし、自分も割とそのパターンだ。(ここでの他の女はアニメキャラクターとか女性声優とかそういう感じの意味)

そういう風な人を見ると「あ、この人は○○さんのファンって言ってたけど、他の人のファンなのかな?」と感じがちだ。

とはいえ自分のスタンスとしては「○○ちゃんが1番スーパー最強好き、○○ちゃんがご飯で他の女はお味噌汁とかお漬物とか副菜だよ」くらいの気持ちだから気持ちとしてはその人のオタクしかしていないつもりだ。

 

自分のオタク活動のスタンスとして三階層あって「1番好き枠」と「レジェンド枠」と「萌え〜枠」がある。

「1番好き枠」はわかりやすい、1番好きだから最優先だし、酸素のような存在だから定期的に摂取しないと酸欠になって息苦しい現代社会に飲み込まれて死ぬ。イベントとかなくてもその人の声を聴いたり、写真を見たら、出てる作品を見たら酸素補給できるけど、生でその人と同じ場所で同じ時間を過ごした日には酸素カプセルに入って寝た人くらいの回復力を発揮する。(これは余談だけど、3日連続で座布団で寝ると体調崩すから布団で寝たほうがいいよ)

「レジェンド枠」はオタクとしてのきっかけになった人や作品が該当している。優先順位的には「1番好き枠」と被らない時にその人のイベントやライブに行くものなんだけど、「はえ〜やっぱりこの人すごいな〜」っていう気持ちにさせられる度にオタクとしての初心を思い出させてくれるからこれはこれで大事。長く続けるとオタクとしての初心とか何が好きでオタクになったのかを忘れちゃう時があるからそれで思い出して「1番好き枠」のオタク活動にフィードバックしてる。

「萌え〜枠」はすごくカジュアルに最近好きなものや気になってるものを詰め込んだ枠だ。カジュアルな好きって結構大事なものだと思ってて、基本的には「1番好き枠」への濃厚な好きに対しての口直し的な存在くらいにしか思ってないはずなのに、すごいものを見せられることがたまにあって、そういう時には「あっ、ちょっと好きかも」ってなるとすごく危ない。これが沼の入り口か...ってなっちゃう。最近はこの枠に周りのオタクの応援してる人が入りがち(誘われたらホイホイ行っちゃって単純接触効果的に好きになっちゃうやつ)

「萌え〜枠」はわりとカジュアルにぽんぽん増えがちなんだけど、カジュアルな好きなものってたくさんあるほうが長生きできそうで健康になれそうな感じがする。深入りしなければの話だけどね。深入りすると沼に飲み込まれて死ぬ。

あと「萌え〜枠」の素晴らしいところはかわいいものを見ると気持ち的に落ち込んでてもかわいいものを見て「かわいい〜」って口に出してるとなんかちょっと楽しくなれるところもあると思うんだよね。かわいいは身近に!

 

もともと芸術について勉強していた時にお世話になった先生から「せっかく東京に出てきたんだから、他の地方より芸術面に関して生で観れるものたくさんあるんだし、たくさんいろんなものを見て吸収しろ!」って言っていただいたから美術館とか舞台とかコンサートとかいろんなものに行くようになったっていうきっかけがあるんだけど、その結果としてこんなオタクが出来上がってしまってその先生には大変申し訳ないと思ってます。

その先生の言葉ですごく心に残ってる言葉があって「自分が見て感じたものは自分の言葉で表現しろ」と言って頂いたことがあって、その言葉のおかげで自分の感じたものってそのまま話していいんだなって思えている。オタクと話してて自分の考えていることや感じたことを話さずに隠しちゃう人と話す度にやっぱりそういうのってもったいないな〜と思うようになったきっかけでもある。

人の感想に対して「浅い」とか「にわか」とか思っちゃうようになっちゃう時ってたぶんその人自身が疲れてる時だと思うんですよね。

なのでこれからも初心とかわいいと1番好きを大事にしていきましょう。

 

そんなわけで突然書いたオタクポエムでした。

 

なんでこれ書いたかってレジェンド枠に入れてる声優さんのファンのオフ会に誘って頂いたんだけど、「参加者みんな○○さんの大ファンの人ばかりなのに僕だけ異物じゃない!?」ってなっちゃったから、自分の中で整理したかったってのもあって書きました。

オタクジャンプとペンライトの話

田村ゆかり LOVE ♡ LIVE 2019 *Twilight ♡ Chandelier* 福岡公演に行ってきました、楽しかったです。

 

田村ゆかりさんのファンの王国民の方達を見てるとやっぱりジャンプ禁止のアニメ系だったら、声優系の現場ってよくわかんないなってなっちゃった。曲調的にそういうのじゃない!っていう現場ならわかるけどね。

王国民の人生の先輩方を後ろから見てると、この人髪も白くなってるのにめっちゃ楽しそうにペンライト振って、足腰にもめっちゃダメージ来るだろうに頑張ってジャンプし続けてて、正直すごいと思うし、オタクジャンプをなんのためにするのかってことを感じさせられる。

ジャンプしてるやつは厄介だー!ジャンプしてるやつのせいでステージが見えない!みたいに言ってる人たちの気持ちもまあたまにはわかるんだけど、オタクジャンプはファンの愛情表現だと王国民のジャンプに感じさせられたからやっぱりオタクは誰よりも高く飛ぶべきだよ。

 

あとペンライト!田村ゆかりさんのライブの時だけはどんだけペンライトを投げ捨てて気持ち悪い動かしたくなっても絶対に最初から最後までペンライトを持ち続けるって自分ルール決めてるんだけど、久しぶりのツアーでかなり久しぶりにペンライトを持つとどうやって振ったらいいのかわからなくなるね。これまでどうやって周りのオタクと揃えてペンライト振れてたんだろう?ってライブ中何回か自分で自分に困惑しちゃった。

普段素手チンパンジーみたいな動きしてるせいで、文明の機器である光る棒を渡されるとチンパンジーだから試行錯誤してペンライトを振りがち。

ペンライトの正しい持ち方と振り方を教えてくれる人は常に募集してます。普段持たないものを持ったせいで連番者の顔面を何回もペンライトで殴っちゃったから、自分の手に対してペンライトが今どこにあるのか!を把握するのもどうにかしなきゃな〜って思っちゃた。

 

なんとなく雑感的なのを書きたくなったから書いたけど、やっぱり田村ゆかりさんはすごいなーって。ライブ見ててスタッフからもファンからも本人からもあそこまでの愛を感じる現場ってそうそうないよね。

1番後ろの方の席までみんな楽しそうにしてる現場はやっぱり強いよ。

 

まるっ!

2018年オタク楽曲10選

10曲に絞るの難しくない?って言いながら無理矢理10曲に収めました。
現場で聴いた今年の強い曲ベスト10は石原夏織ちゃんのワンマンが終わってからじゃないと決められないと思うので、また年末年始にでも時間を作って書きます。
並び順はCDのリリース順です。最後だけちょっと前後してるけど、あんまり気にしなくていいやつです。


Sweet Trap / 田村ゆかり
作詞:SUMI 作曲編曲:YASUSHI WATANABE

Sweet Trap

Sweet Trap

  • provided courtesy of iTunes

田村ゆかりがEDM調の曲を歌う時代が来るなんて思いもしなかったけど、この曲は本当にすごい。田村ゆかり楽曲ってポップスや歌謡曲がメインとしてあって、たまに別のジャンルの曲がちょこちょこ入ってる印象なんだけど、この曲みたいなダンスミュージックをぶち込んでくるのはすごい。なにがすごいって曲がダサくないしちゃんと田村ゆかり楽曲としての世界観を持ち合わせてるところ。
この人の歌の魅力って歌詞に乗せた本人の歌声が曲が持つ世界観と混ざり合って解き放たれることだと思っているから、それを違ったジャンルの音楽でもやれてるのってすごい、すごいしか言ってないけどすごい。

 

Untitled Puzzle / 石原夏織 
詞:RUCCA 作曲:金崎真士 編曲:岩橋星実(Elements Garden)

Untitled Puzzle

Untitled Puzzle

  • provided courtesy of iTunes

曲自体の強さに本人の能力が負けてないから相乗効果でめちゃくちゃ強くなってる。
Blooming Flowerのカップリングのこの曲はBlooming Flowerとのセットで聴くとソロデビューのメッセージみたいなのが感じられて好き。
もともと声優として好きだったけど、ソロデビューして一層好きになってて声優アーティストでここまで両立できる人もそんなにいないよな~って思わされちゃった。

 
鋼のWarriors / JAM Project
作詞作曲:影山ヒロノブ 編曲:寺田志保・栗山善

鋼のWarriors

鋼のWarriors

  • provided courtesy of iTunes

こういうオタクの今年の楽曲10選!みたいなのだと選ばれにくいJAM Projectさん
JAMはここ数年、いろんなジャンルに手を出してみました!って感じの曲が多かったから逆にこういったストレートな曲を出してきたのが久しぶりなように感じる。
スーパーロボット大戦のタイアップ曲の歌詞ってちゃんとゲームやってから聴くとここの部分ってこれのことなのかなって思えてくるからシリーズのファンとしては毎回楽しみな要素でもある。
ちなみに中国語版と韓国語版も配信してるよ

プリマ☆ドンナ?メモリアル! / Run Girls, Run!
作詞:松井洋平 作曲編曲:桑原聖&酒井拓也(Arte Refact)

プリマ☆ドンナ?メモリアル

プリマ☆ドンナ?メモリアル

  • provided courtesy of iTunes

劇場版プリパラ&キラッとプリ☆チャン きらきらメモリアルライブの主題歌
この映画の舞台挨拶が終わってRGRのオタクにCDいる?って言われてもらってすぐに歌詞カードを取り出して読んでたくらいにはプリティーシリーズのファンとして衝撃を受けた曲。
曲自体が強いんだけど、それ以上に歌詞に散りばめられたシリーズの主人公たちの名前や作品のキーワードがこれまでのシリーズを振り返るための映画の主題歌として最強すぎて敗北してしまった・・・
好きなシリーズの歌詞の時にずっとプリズム推しジャンプしてたら楽しいよ、きらめきフューチャースター!
この曲はいつか阿澄佳奈さん、大久保瑠美さん、加藤英美里さん、茜屋日海夏さん、伊達朱里紗さん、林鼓子さんのプリティーシリーズ主人公6人で歌ってくれ!!!ってずっと叫んでるけど一生なさそう。

EXCITING! / 宮野真守
作詞:宮野真守 作曲編曲:STY 

EXCITING !

EXCITING !

  • provided courtesy of iTunes

宮野の強い曲やエモい曲って大半がSTYさんが作ってる気がする。
宮野に「Because the life's so exciting!」って言われ続けたらなんか人生楽しくなってくる感じがするからすごい。
10年間歌手活動をやってきた上での本人作詞曲での2番の『Hey もっと自分勝手でいいよ 僕らの仲でしょ 乗り越えてきたでしょう?』って歌詞がエモい


デート / 斉藤壮馬
作詞作曲:斉藤壮馬 編曲:Saku

デート

デート

  • 斉藤 壮馬
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

曲が気持ち良い、あと顔と声が良い
サウンドが軽やかで、あっ斉藤壮馬とデートしたらこんな感じなのかなとすら感じさせてくる、斉藤壮馬のことをよく知らないから適当に言ってる。
この曲のすごいところってところどころに入ってる女性の声やコーラスが本人の声だと知ったときの衝撃度合い、声優ってすげーってのとエンジニアってすげーっての。
それからインタビュー読んでて、男同士で路上飲酒しながらお散歩するという男性オタクのみなさんにおなじみのやつがこの曲のベースにあるらしいから、男性声優の歌う曲なんか聴けるか!!!ってタイプの人も路上飲酒の人の曲だと思って聴いてみてください。
あと路上飲酒をお台場のヴィーナスフォートでしてたら一般のお客さんたちから「いやだ~あの人達アル中よ!」って言われたからあんまりやらないほうがいいらしいよ、楽しいのにねあれ


知らない気持ち / 中島愛
作詞作曲:シンリズム 編曲:シンリズム・高野勲

知らない気持ち

知らない気持ち

  • provided courtesy of iTunes

たぶん最近の中島愛の曲だと1番好きかな、ちょっと立ち止まって一息つきたい時におすすめの曲です。
これまでも中島愛はこんな感じのゆったりとした曲を歌うことがあったけど、大人になることでこれまでよりも深みや歌声に丸みが増したからこそのこの曲だと思う。
年を重ねることで歌声に深みが増したのに対して、曲自体を作ってるクリエイターはこれまででたしか1番若いってところも面白いところ。
お酒を飲みつつ、アイドルの動画垂れ流しにしながらゲームしてるような人が歌ってる歌です。

Rise / Josefine Wassler
作詞作曲:ラスマス・フェイバー

Rise (Vocal Version)

Rise (Vocal Version)

  • provided courtesy of iTunes

2018年最強サントラ大賞こと はるかなレシーブ さん
先行上映を見に行った時に「え?このアニメ、劇伴心地よすぎん?」ってなったのを今でも覚えてる。
アニメの舞台になった沖縄の南国感をラスマス・フェイバーが絶妙に作り上げてて聴いてて心地良いし楽しい。
アルバムとしての完成度が高いからアニメを見てない人にもオススメできる1枚だと思ってるけど、せっかくならアニメ見て聴いてほしいな。
今回はこの曲を取り上げたけど、アルバムとしておすすめの1枚です。

ハイライト / 大橋彩香
作詞:Kanata Okajima 作曲・編曲:佐伯高志

ハイライト

ハイライト

  • provided courtesy of iTunes

大橋彩香第二章メインテーマ曲
今年出したCDのPROGRESSとNOISY LOVE POWER☆どれも好きな曲だけど、この曲が1番衝撃だったかな。
リリースイベントのときのトークでタイアップ曲は作品の世界観を表現することがメインになりがちだけど、この曲はそこに自分の要素を入れてみたって話をしてたのが印象的。
大橋彩香ちゃんがそれぞれのコンテンツライブや個人の大きな舞台に立つ機会の時にキャラクターに寄せるためだったり気合を入れるために髪を染めてるんだけど、「大胆な髪色 私を強くする おまじない 秘めた誓いが コントラスト …魅せるから」って歌詞にそこが反映されてる。
ライブを見ている人や曲を聴いている人を元気にしたいっていう根底のところにあるものは変わらずに、音楽的なアプローチの仕方を変えてきたな~って感じの1曲。

プリキュアオールスターズメモリー
作曲:林ゆうき小杉保夫、間瀬公司高取ヒデアキmarhy、清岡千穂、渡辺亮希、奥村愛子、大竹智之、福富雅之(Nostalgic Orchestra) 編曲:林ゆうき・宮野幸子

www.youtube.comアニメの特に重要な戦闘シーンで主題歌が流れるのってオタクはみんな好きだと思うんですよね、それのプリキュア15周年分の超特盛みたいな贅沢な劇伴
過去シリーズのプリキュアが当時の主題歌のアレンジされた曲をバックに戦ってる姿を今見ることができるのってその作品を昔見てた人からしたらやばいよね。
新しいプリキュアから昔のプリキュアにさかのぼっていく形の構成なんだけど、次のプリキュアが出てくる前に曲が先行して流れて「次はあのプリキュアが出てくるぞ!」って思わせる作りになってるのは卑怯、こんなん泣いちゃう。
この曲が流れてるシーンだけでもこの映画を映画館に見に行く価値があると思わせてくれるのに映画全編通して最強なのがつよい。
まだ見てない大きなおともだちはどうにかして時間を作って映画館に見に行ってね!年始のプリキュアライブの連番者見てるか!!!!!お前のことやぞ!!!!!!!



・10選に漏れた曲一覧
横顔 / 田村ゆかり
ジェラシーのその後で / 田村ゆかり
永遠のひとつ / 田村ゆかり
You / May'n
Another / May'n
Hide & Seek / ツキカゲ
Crosswalk / 鈴木みのり
守りたいもののために / 伊藤美来
コレカラ / Machico
ギミー・ラブ / Machico
Giraギャラクティック・タイトロープ / MY☆DREAM
アルストロメリア / アルストロメリア
進化系Colors / 衛藤可奈美(CV:本渡 楓)、十条姫和(CV:大西沙織)、柳瀬舞衣(CV:和氣あず未)、糸見沙耶香(CV:木野日菜)、益子 薫(CV:松田利冴)、古波蔵エレン(CV:鈴木絵理
ワクワクシークヮーサー / 大城あかり(木村千咲)
紺碧のアル・フィーネ〜二軒目にカラオケに入った俺たちのテンションスーパーMAXver.〜 / 伊豆乃風
他たくさんの曲


こうやって振り返ってみたら色んな曲が今年もあって楽しかったなってなってます。
基本的にタイアップ作品に影響されがちなんだけど、オタク楽曲の魅力ってアニメやゲームなどのストーリーやキャラクターに影響されるべきものだと思ってるからまあ良いかな~って。
今年もたくさんの人たちからいろんなアーティストさんのCDをもらって聴いてきたけど、ちゃんと感想とか全部に書けてないから来年はできるだけそういうのも書いていけたらな~って思いました。
そんなわけで聴いたことがない曲があったらこれをきっかけに聴いてみてもらえたら幸いです。
まるっ!