なんとなく書いてる

適当に思ったことを書いていくブログ。何かあったらTwitter:@master_mn までお気軽に。

アニマ横浜でのevery♡ing!のシークレットゲストで思ったこと。

「May'nちゃんか中島愛ちゃんシークレットゲストで来ねえかな〜」って普通にヘラヘラしながら楽しんでたANIMAX MUSIX横浜公演で、突然出演する予定のないユニットの大好きな曲のイントロが聴こえてきた。

every♡ing!のサクライロのイントロだった。

自分の周りにevery♡ing!の2人のそれぞれの活動だったり、2人の活動をずっと追いかけている人たちがたくさんいるからあんまり好き好きアピールするのもな〜って思ってたんだけど、やっぱり好きなユニットの曲だからイントロ即わかるよね。

サクライロのインストをBGMにして、これまでのevery♡ing!の活動を振り返る映像が流れて、正直やめて欲しかった。

だって卒業コンサート今週末だよ!?その時に向けてサクライロで感慨深くなるために意図的にこの曲だけ聴いてなかったのに......

そして2人がカラフルストーリーを歌い始める。

シークレットゲストだからevery♡ing!の2人を追いかけ続けてた友人は誰も会場にいない。

なんか難しい気持ちになりつつも、自分に出来る最善のことってなんなんだろう?って考えたらいつも通り楽しむことだな〜って思ったからいつも通り、いつも以上に楽しんでた、なんでシークレットゲストなんだろう、普通に呼べよって思いつつも。

めっちゃ文句言ってるけど、でも自分がもう一度見たい、でも今のホリプロ主催のevery♡ing!が出演するライブでは見ることができない光景が目の前に広がってたんだよね。

会場中を埋め尽くす黄色とピンクはもちろん、お客さんそれぞれ思い思いに振っているカラフルなペンライト、そしてその中で2人がカラフルストーリーを歌う風景。

自分がもう一度見たかった風景でもあり、every♡ing!の2人にevery♡ing!としての活動の中でもう一度見てもらいたかった風景だったからやっぱりグッと来ちゃった。

自分は普段ライブを見ている時って素手なんだけど、ペンライトの光ってキラキラしてて綺麗なんだよね。

その景色を見て、KING SUPER LIVE 2015でのさいたまスーパーアリーナを埋め尽くす黄色とピンクの光だったり、39公演ラストのファンによるサプライズでの七色に輝くサイリウムだったり、いろんなところで聴いてきたカラフルストーリーの思い出が走馬灯のように思い浮かんできちゃった。

卒業コンサートまであとちょっとだけど、自分がevery♡ing!ってユニットを好きだったんだなっていうことが再確認できて良かったです。

 

みんなが楽しめるライブってどんなのなんだろう?

ツイッターでいろいろとあーだこーだ書いてたので一応自分の考えくらいはまとめとこうかなーと思ったので考えてたんだけど結構これって難しいよね、なので適当に書いていきます。なお、書いてる状況が飲み会で終電を逃して傷心の中、オタク御用達銭湯の江戸遊で2016年最高傑作のドラマ「トットてれび」を見ながらぼけーっと書いてるってことだけを頭に入れてから読んで下さい、というか優しい目で見て・・・

 

・ライブにおいて最近考えてること

ライブ会場ってたくさんの人が同じ空間にいるわけで、例えば来週さいたまスーパーアリーナでやってるアニサマだったら27000人のお客さんが27000通りの楽しみ方をしてるわけだし、27000人もいたらお互いの楽しみ方の合う合わないなんてめちゃくちゃたくさんある。

やっぱり同じ空間を共有して、『楽しむために』そこに集まったんならみんなが楽しめるライブであることが1番だと思うし、じゃあそれをするには観客側はどうするのが良いのだろうか?

たくさんのアーティストが出演するわけだから、それぞれの現場での楽しみ方をこれまでにしてきたからアニサマでもその現場の時人同じように楽しんでる人や、あまりライブに来たことがない人だったり、初めてライブに行く人だったらわからないから見よう見まねだったり、手探りだったりして楽しんでるわけで。
その中の行為として自分の行ってるライブでは大丈夫だけど、他の人から見たらその人の行くライブではNGな行為をしている人もいるかもしれない、というかまあいるわけじゃん。
だからそういうのを見たら「お前のやってるそれは間違ってる!」って思うんじゃなくて、「こういう楽しみ方もあるのか~」くらいに思うことが大事だと思いますし、「は?こいつめっちゃ楽しそうじゃん!」って思ったらその人がやってることを自分もやってみてもいいんじゃないかな~って。

ちょっと話がずれる、最近、自分を含めていろんな人に足りてないのは相手に対しての寛容さと許容だとずっと思ってて、なんでもかんでもわりと低いラインでダメ!って言う人が多いのかな〜って。 特にルールは許容ラインの人に合わせて作られることが多いからどんどん厳しくなって行くし、一度決められたルールってそうそうゆるくならない。そういう状況を見て「これまでにそういうルール違反なことをやってきたお前らが悪いんだろ」って言う人を見ていると少し寂しい気持ちにもなる。でもルールとして定められたんならその範囲の中で遊ばなきゃいけないとも思う、どんな状況であれルールを逸脱したらルール違反であることには違いないしね。

 

・そんなことを言いつつ個人的に許容できることと許容できないこと

イベンターノートさんがコミケで出してた本にどこの現場の人がどこまでの行為を許容できるか?どの行為は許せて、どの行為はNGか?みたいなデータをまとめてたけど、自分はオルスタで無理矢理前に行こうとして無理に割り込んでくる行為と高速咲きクラップとめちゃくちゃ下手くそなイェッタイガーが好きじゃないんですよね。

無理矢理前に行こうと割り込んで来るのはやってる『本人が』ライブを最大限に楽しむための行為としてやってるからまだ理解が行くんだけど、高速咲きクラップと下手くそなイェッタイガーしてるオタクを見ると「お前は本当にその行為をライブを見て高まった結果としてやってるの?」ってなっちゃうし、こういうことしてる奴らってどうせ身内ウケを狙ってこういうことしてへらへらしてんのかな〜って。

May'nちゃんのBeliefって曲にイェッタイガーしてるオタクがツアーの地方のワンマンライブクラスにも1人くらい発生するレベルでいるんだけど、どいつもこいつもリズム感最低で下手くそ過ぎるし、CDだと無音だけど、ここってライブだとMay'nちゃんが足でタップして音を出してるからライブだと正確には無音じゃないんですよね。わりとMay'nちゃんのライブで何度か見たことあるオタクがフェスで僕の真後ろの席でリズムにあってないイェッタイガーしてた時は「お前は何をこれまで見てきたんだ...」って気持ちで悲しくなってしまいました...

ぶっちゃけこの曲高まりすぎて死体になってる人が多数だと思うんだけど、クッソしょうもない下手なイェッタイガーとかしてる余裕のある人はちゃんと高まって欲しいです。

高まりすぎた上で発せられるMIX(ジャージャーって言ってる奴)とかイェッタイガーはやってもまあ許せるんですけど、最近の義務感じみた感じのイェッタイガーはただ単にゴーミ!だと思ってます。なんでオタクがイェッタイガー速報とかいうブログを書くきっかけになった人間が最近のイェッタイガー事情disってるんだろう?エンタテイメントの1つとしてのイェッタイガー速報は嫌いじゃないし、よく考えてるな〜って思うこともあるし、お互いの共通見解としてアイマス現場でのイェッタイガー必要なし!って言ってるところに関してはやっぱりわかってんな〜!ってなってる。

まあいろいろと話が飛んだけど、高まった結果としてやっちゃったことに関しては自分は基本的に気にならないですので、ライブではみなさんしっかり高まってください。

 

・いろんな現場で見てきたことの話

最近は朗読劇とか舞台ばっかり行ってたんだけど、一応これまでにいろんなジャンルのライブやイベントに行ってきたつもりなので、その中であったこの現場良いな~って思ったことを何個か書いていきますので、読んでて何か感じることがあれば幸いです。ちなみに最近一番良かった朗読劇は「砂岡事務所プロデュース  リーディング公演『独立記念日』」です。

2017/08/13:Wake Up, Girls! 4th LIVE TOUR「ごめんねばっかり言ってごめんね!」埼玉公演 【昼の部】
隣の席のおじさんがライブ中ずっとリズム感のない感じで高速で光る棒ブンブン振っててたんだけど、ライブの後半で事前に振り付け動画が公開されてて予習してきてね!って感じの曲の時は完璧に振りコピしてて、なんかこういうの良いな~って思っちゃった。
みんなも高速棒振りおじさんに負けないように予習していこうな!

www.youtube.com


2017/07/16:Machico Live Tour 2017「DAY'S melody:」 東京公演
それまでMachicoちゃんのfantastic dreamerにはガチ恋口上と「素晴らしい世界...」のあとにイェッタイガー入れるものだと思って見てたんだけど、会場の前の方に居るこれまではそういうのを入れていたおまいつ勢(お前いつもこの人のイベントやライブにいるなってタイプのオタクのことです)が誰も入れてなくて、ライブ終わったあとになんで今はそういうのやらないの?って聞いたら「昨今のアニソン現場の事情を鑑みてみんなでやるのやめました」って教えてくれて、こういうのが歩み寄りっていうのかな~ってなってましたし、そういう行為をしなくてもステージ上でのパフォーマンス力でお客さんをねじ伏せる事ができるくらいにMachicoちゃんがレベルアップしたのかな~ってなってたので、Machicoちゃんのライブぜひ一回行ってみて下さい。

2017/06/03:鈴木このみ 3rd Live Tour 2017 ~lead~ 東京公演
鈴木このみさんのライブ1回行ってみたいってずっと思ってて、その理由って2013年のアニサマでオタクがDAYS of DASHの時にアリーナを走り回ってるのを500レベルから見ててゲラゲラ笑ってたんだけど、その翌年のアニサマでメドレーを歌った時にDAYS of DASHが入ってて「この子はめっちゃロックじゃん!かっこいい!」ってなったのがきっかけかな。
アブソリュート・デュオの思い出がめちゃめちゃ強いから「Absolute Soul が聴ける!楽しみ!」ってなってたんだけど、Absolute Soulはやりませんでした~笑
といいつつ、ライブめちゃくちゃ楽しかったです。会場中が良い意味でお客さんそれぞれが好きなようにライブを楽しんでる空気が伝わってきてこういう空間とか空気好きだな~ってなってた。
ちなみに2013年のDAYS of DASHで走ってたオタクは別に鈴木このみさんのオタクってわけじゃないみたいですので勘違いしないでね。

2017/05/28:@JAM 2017 Day 2
飯田里穂さんのソロでのパフォーマンスって初めてみたんだけど、最初は「どんな歌歌ってるんだろう?」くらいの気持ちで見てたら飯田里穂さんのファンの方たちがみんなめっちゃUOとかルミカの極太大閃光(1本500円くらい!)をバンバン折ってて、こいつら貴族かよってゲラゲラ笑ってたんだけど、キンブレが流行ってからってそんなにUOとか大閃光折る人って減ってきたから懐かしい気持ちになったし、こいつらめっちゃ楽しそうじゃん!ってなっちゃった。

2017/05/21:Minori Chihara Live Tour 2017 ~Take The Offensive~ 東京追加公演
茅原現場行くのって2年ぶりくらいだったんだけど、めっちゃ楽しかったな~。茅原オタクなんてオルスタ慣れてないやろどうせ~ってヘラヘラしてたのに、普通にそんなこと思ってごめんなさい・・・ってくらいしっかりとしたオルスタやっててちょっと感動しちゃった。「茅原実里現場のルールが厳しすぎて刑務所www」みたいなことを言ってるオタクまだいるけど、誰かを縛るためのルールとしてでなく、みんなで楽しむためのドレスコード的な感覚なのかな~って思ってます。

2017/03/09:ZAQの日 vol.1 〜3hank9ou〜
わりとデジタルな音が多めのZAQさんのアコースティックライブで音楽の表現の仕方も楽しみ方もほんとうの意味で自由なんだな~って久しぶりに思えたライブ。
2016年のアニサマで聴いたピアノを演奏しながら歌ってたhopenessが本当に素晴らしくてもう一回聴きたいな~って思って行ったんだけど、このライブでのhopenessも本当に素晴らしかったですね。
アニメ音楽をライブで披露する際にオリジナルに近い状態で表現されることってわりと重視される要素だと思うんだけど、完成されている楽曲を一旦崩してそこからまた再構築して表現されたものとしてのアコースティックライブだったから音楽的に面白かったし、ライブ自体座ってるのに楽しくて汗かくレベルだったし、素晴らしかったです。

2016/08/07:ナゴヤアニソンフェス2016 in 名古屋城 2日目
名古屋城の外、野外で行われたナゴヤアニソンフェスは本当に素晴らしかった。
何が素晴らしかったって会場の1番後ろに結構広めのヲタ芸スペースを作ったことですね。普通はライブ中にヲタ芸とかするとトラブルの原因になっちゃうと思うんだけど、そういうタイプのオタクをヲタ芸エリアに集合させて「裸になるのと人を殺すこと以外は許される」くらいの寛容さで好きに遊べるようにしてくれてたから本当に素晴らしかったし、ヲタ芸エリアで遊んでたオタクたちが帰る時にゴミ片付けて帰っててこういう行為がお互いのリスペクトなんだな~って。
それぞれ相容れにくい楽しみ方をするんならじゃあ最初からエリアで分けたほうが楽しめるんじゃね?って考え方はオタクにはちょうどいいのかもね。

2016/07/17:MF文庫J『夏の学園祭2016』 MF文庫Jを全身で堪能しよう!スペシャルライブステージ
ライトノベルのMF文庫のイベントでのスペシャルライブ
ゼロの使い魔の主題歌を歌っていたICHIKOさんが「お前らもっと盛り上がれよ~」みたいなことをMCとか曲中で言いまくってたんだけど、最近のオタクって本当におとなしくなったんだな~と思いつつ、自分はゼロ魔の楽曲で好き勝手高まって楽しんでました。
このライブで学園都アスタリスクの主題歌を担当した西沢幸奏さんが「この曲ではこういうことを一緒に叫んで欲しい!」ってMCをしたあとに「でもわからなかったら好きなこと勝手に叫んでていいよ、声を出す楽しさをみんなに知ってもらいたい」って感じのことをMCで続けて言っていて、これこそライブだな~ってちょっと感動してた。ライブの楽しみ方って音楽を体全体で感じることだし、そこからオーディエンス側も発することが楽しむためのポイントだと思ってるんだけど、こういうことを伝えようとしてくれるアーティストさんって良いよね。

2015/03/08:堀江由衣をめぐる冒険V 狙われた学園祭 <BLUE DAY>
連れてってくれたお友達のチケット運がめちゃくちゃ良くて花道真横のすごく良い席でライブが見れたんだけど、前の席がTHE・光害オタク!みたいなのがいて、めっちゃ明るそうな光り物を開演前にその人が準備してたんだけど、隣の席のTHE・堀江由衣マジヲ!みたいなおじちゃんが「それすごいね~ちょっと見せてくれない?」って交流してて「なんかこういうの良いな~」ってなってた。
でもライブ中にそのめちゃんこ明るい光り物をそのオタクが使ったら30秒でスタッフが飛んできて笑っちゃった。

・結局いろいろ言ってきたけど何が言いたかったのか
僕の好きな歌手のMay'nちゃんがよくライブの最初のMCで「ライブの楽しみ方にルールはないから、はしゃぎたい時にははしゃいでいいし、地蔵してゆっくり聴きたい時にはゆっくり聴いてもいいよ。でもみんなで楽しむためにぶつかったりしたら謝るみたいにマナーは守ってね」(一部意訳)言ってるんだけど、まあ結局は1番大事なのはこういうことだと思います。
僕はいろんな現場見てきていろんな楽しみ方をしてきたし、その中で吸収してきたけど、その過程の中で俗に言うアイマス警察みたいな言動してたころもあったけど、まあ結局は各自の好きなように、人の邪魔にならない程度に、でも最大限ライブ楽しんでいこうねって感じの考え方になりましたとさ、めでたしめでたし、めでたいのかこれ?

それでは眠くなったので寝るでござる

まるっ

Megumi Nakajima Live 2017 “Love for you” 中島愛 復帰ライブのセトリと感想文

2017年6月4日に品川ステラボールで行われた中島愛さんの復帰ライブ「Megumi Nakajima Live 2017 “Love for you”」に行ってきました。
2014年3月20日の活動休止前最後のライブから3年2ヶ月と14日、なんでずっとこの人を待ち続けてたんだろうっていうことを考えながらこのライブ見てたんだけど、やっぱりこの人の見せてくれる世界が好きだからなんだろうなって身にしみて感じさせられるライブでした。

・セットリスト

最高の瞬間
そんなこと裏のまた裏話でしょ?
宇宙的DON-DOKO-DON
天使になりたい
Be MYSELF
Sunshine Girl
メロディ
パンプキンケーキ

神様のいたずら
TRY UNITE!
Wish
Hello!
Ame(RAIN)
Flower in Green
Raspberry Kiss
Transfer
マーブル
ワタシノセカイ

アンコール
マクロスFメドレー
 What'bout my star?
 星間飛行
 虹いろ★クマクマ
 アナタノオト
 放課後オーバーフロウ
金色〜君を好きになってよかった

ダブルアンコール
ノスタルジア
愛はめぐる


・感想1 待ってた3年2ヶ月と14日の話の続き
なんでこの人にこだわって、この期間待ち続けてたんだろう?って考えてたときに、やっぱり後悔があったからなのかなっていうことが思い浮かんだ。
活動休止が発表されたときに、なんでこんなにどんどん伸びてきてるのに、これからいろんな世界を見せてくれそうなのに、なんで今なんだろう?っていう気持ちでいっぱいだった。
もっといろんなステージに立つところを見に行けば良かったかなって気持ちもあったけど、まあ活動休止が決まってからそれを思っても遅いよねって思いつつ、活動休止前の最後のライブを迎えて、そのときに本編ラストに歌った「天使になりたい」を聴いたときに「あ、これはやめる人間の歌じゃないな」ってライブ中にボソって言ったのを今でも鮮明に覚えている。
活動休止してそのまま消えてしまう人もいるし、節目節目の時だけ戻ってくる人もいる、でもこの人はどうなるのかがその日のライブではよく伝わってこなかった。
ステージ上から降りて「とうめいにんげん」になったこの人はどこかで生きてるはずなのに、どうしても会いたくて仕方がない感覚、ある種の恋みたいなのだったのかもしれない。

そこから中島さんが表舞台に立つ機会は出来る限り見に行った。
そのころよく中島さんが「続いていくのは絶対ではない」という趣旨の発言をたびたびしていたのが印象的だった。
そういう発言を聞くたびに「あ、今回がこの人に会える最後の機会なのかもしれないな」って覚悟に似た気持ちになりながら泣いてた気がする。

いろいろあっていろいろとあったけど、なんだろう、元気に生きててくれるんならなんでもいいかなってある時期から思いはじめた。
何のときだったっけ?たまゆらの最後のイベントにシークレットゲストで出た時に見れなかったときかな。
シークレットゲストで出たって聴いた時は「そうか~シークレットゲストだったか~歌うところ逃しちゃったな~」って気持ちだったんだけど、そのあとに行った人の感想を検索かけた読んでたらどの人の感想も中島さんの歌を聴けて嬉しそうなものばかりで「作品のファンの人に喜んで貰えたんなら良いかな」ってなっちゃった。
作品のイベントでその主題歌を披露して作品のファンの人に喜んでもらえるってこれ以上ないほど贅沢なものだと思うんですけど、いかがでしょう?
こういう感じのシークレットゲストは良いと思うよ。
このイベントで歌ったことが復帰のきっかけになったって聞いて嬉しかったな~。
活動休止前最後のライブで「中島愛という名前が前面に出るよりも、そのアニメを観てほしいと思って歌っています」って言ってた人が、アニメのイベントをきっかけにしてステージに戻ってくるのってなんかいいよね。

そこから久しぶりに中島さん見たいな~って行ったのが劇場版 艦これの初日舞台挨拶、艦これはもともとやってたんだけど、アニメそんなにちゃんと見てなくて、でも友達が誘ってくれたから行ったんだけど、この映画を見てて艦これやってたときのことを思いだしてなんかちょっと懐かしい気持ちになったな。
映画が終わってから舞台挨拶がはじまるまでにすごく雑なお手紙を書いてたんだけど、まあこの1週間後に復帰するなんて思ってなかったからすごく雑、「元気~?映画面白かった~!風邪引くなよ~!じゃあまた会える機会があったらな~!」くらいの感覚の手紙をプレゼントボックスに入れた思い出。

そして2016年12月1日、普通に松浦の誕生日でヘラヘラしてました。
事実は小説より奇なりとでも言うのでしょうか、物語より現実がドラマチックとでも言うのでしょうか。
毎年12月1日にZEPP TOKYOでやってるライブに行くために友達とゆりかもめに乗ってて、ZEPP TOKYOの最寄り駅の青海駅に着くぞ~ってなったときにふとTwitter開いた17時02分

 反応すること16秒

自分の誕生日に自分がずっと追い求め続けていた「とうめいにんげん」が帰ってくる。
しかも復帰フリーライブをする会場の最寄り駅に着いた瞬間にこれが発表される。
人生で1番ドラマチックな瞬間だったかもしれない。
たまに「知ってたんでしょ?」って言われることあるけど、これに関しては本当に知らなかったです・・・
この日のライブで連番してた人が活動休止前最後のライブで連番してた人だったから、それもなにかの運命だったのかもしれない。

その時のことはこっちに書いてるから興味があれば

master-mn.hatenablog.com


そこから10日後の12月11日に復帰フリーライブを迎えた。

中島愛 復帰フリーライブ「ただいま。」
セットリスト
ありがとう
星間飛行
TRY UNITE!
天使になりたい
ワタシノセカイ

文句のつけようのない完璧なセットリストだと思う。
活動休止前最後のシングルの「ありがとう」
ランカ・リー中島愛としてのデビュー曲「星間飛行
ラスマス・フェイバーとの出会いの曲「TRY UNITE!
中島愛としてのデビュー曲「天使になりたい」
そして活動再開に伴って発売されることになった新曲「ワタシノセカイ

この日は歌ってる姿を見れるだけで嬉しかったのに、こんなに最高のステージを見せられたら、ま~好きになっちゃう、ずっと好きだったけどさらに好きになっちゃった。
やっぱりステージ上で歌ってるこの人が好きだなって実感した日だった。
活動休止前最後のライブの日の天気が曇りだったんだけど、活動再開後最初のライブの日の天気が晴天だったのは中島さんの今後を示しているかのように感じられて嬉しかったですね。

そこから2017年2月15日、復帰シングル「ワタシノセカイ」がリリースされて、リリースイベントとかそれに伴ういろんなのがあって~

2017年6月4日 Megumi Nakajima Live 2017 “Love for you”

・感想2 Megumi Nakajima Live 2017 “Love for you”
思い出話が長くなりすぎた気がする。
ここまでワクワクしながら、そして緊張で吐き気を催しながらライブに行ったのってすごく久しぶりだったんだけど、ライブはじまってみたら全然平気になったからすごい。
自分が胃下垂だからかもしれないけど、ライブ前に胃薬を飲むとめちゃくちゃジャンプしても気持ち悪くならないからオススメです。

最高の瞬間
いろんなところでセットリストの一番最初に来るのでは?みたいなことを匂わせていた曲。
最高は塗り替えるためにあるものって言葉すごく好きなんだけど、その言葉のようにこの曲をこの日1曲目に聴いて、あ、今日は絶対に最高な日になるなって確信できた気がする。
この曲の作詞は「金色~君を好きになってよかった~」の作詞の山田稔明氏なんだけど、この人の書く詞は本当に気持ちいいから好きだし、この世にはこんなに綺麗な言葉があるんだなって感じさせてくれるから好き。
晴晴゛の「太陽に焦がれて」の作詞の山田稔明氏なのか、小学生の頃すごく好きな歌だったから運命を感じるな。

そんなこと裏のまた裏話でしょ?
この曲が来ると次に来る曲は「ありがとう」かなって感じてしまう。
これまでこの曲を歌う時は次に来る曲が「ありがとう」だったことが多いんだけど、この2曲がセットで来ると"中島愛"って感じがするんだよね。
中島愛の歌のイメージをどこに置くかって人それぞれだと思うんだけど、ポップなアニメソング「そんなこと裏のまた裏話でしょ?」と風情のあるアニメソングの「ありがとう」みたいな対象的な曲を並べて歌っても変じゃないところがこの人の魅力なのかなって。
2013年のアニサマでこの曲を歌った時にはジャンプしすぎて気がついたら椅子の上に着地してたのをふと思い出した。
好きだな~

宇宙的DON-DOKO-DON
この曲が来るって予想してた人は天才だと思うし、このセットリストを組んでここにこの曲を配置した人は天才だと思うし、この曲の作詞をした中島愛と西直紀氏は天才だし、作曲編曲が中島愛バンドマスターでおなじみの西脇辰弥さんだからこそ出来上がった曲。
音と歌が楽しく跳ねてるような曲を歌ってる時の中島愛の出してるオーラ好きだな~。

天使になりたい
ここまでのポップな感じから一転、復帰フリーライブでも歌った中島愛のロックなデビュー曲。
2009年の曲を8年経った今でも聴くことが出来るのってやっぱり幸せだな。
上でも書いたけど、2014年のファイナルライブでこの曲を聴いたときに「あ、これはやめる人間の歌う歌じゃねえな」って感じてしまったから復帰したあとのライブでこの曲を聴けたことは幸せだと思う。
この曲とかevery♡ing!の「カラフルストーリー」みたいなイントロでなんともいえない謎な音がある曲ってすごく高まると思うんだけど、どう?

Be MYSELF
「天使になりたい」のカップリング曲の1つ、中島愛のTHE 青春ソング。
この曲を大人になった中島愛が歌ったのすごくかわいいし好き。

Sunshine Girl
これから夏にかけて聴くのにぴったりなTHE 青春ソング曲。
この曲で裏跳びするタイプのオタクまだちゃんと生き残ってるんだな~っていうのを見てて笑顔になってしまった。
乾杯のところで絶対乾杯しような!!!
中島愛現場のすごいところって、ステージ上のアーティストがお水飲みはじめたときに「お水美味しい~?」って聞く行為が悪とされてないところ、むしろ中島愛本人がやってくれって言ってるところだよね。
「お水美味しい~?」って叫んでるオタクがいたら「美味しいよ!!!!!」ってカウンターで叫んじゃうタイプのオタクだから、「お水美味しいって聞かれるとステージに帰ってきた気がしますね」って中島愛本人が言ってるのを見るたびに不思議な気持ちになっちゃう。

メロディ
中島愛の曲で綺麗な曲ってたくさんあるけど、この曲が1番綺麗な空気をまとった曲だと思ってる。
曲を聴くことによって風景が浮かんでくる曲って良いよね。

パンプキンケーキ
パンプキンケーキって食べたことないやそういえば。
べったべたに甘い感じのカップルソングとでもいうのだろうか。
今回のライブではコーラスがいたんだけど、やっぱりこの曲はコーラスがすごく栄える。


Be With Youってアルバムに収録されていて、Be With Youって歌詞があるのってなんか良いよね。
この日のライブで1番意外だった曲かな。
この曲ってアニメの挿入歌だけど、キャラソンみたいなところもあるよね。

神様のいたずら
バンドマスター西脇辰弥さんの優しいハーモニカの音色からはじまったこの曲。
青春としての歌手活動から大人になってからの歌手活動に移った中島愛が歌うこの曲はくるものがあったな。
たしかこの曲でベースの坂本竜太さんがエレクトリック・アップライト・ベース?で演奏してて、あ~やっぱりこの人好きだな~ってなってた。

TRY UNITE!
この曲は本当にいろいろな表情を見せてくれる曲だ。
ラスマス・フェイバー中島愛による初めての曲なんだけど、この曲って中島愛の曲で1番その会場の空気によって色が変わる曲だと思う。
ラスマス・フェイバーのコンサートが行われたBillBoard Live TOKYOでこの曲を披露した時のこの曲は深い海の青色だったのに、この日の会場ではとてもカラフルな色をしていた。
どちらにもそれぞれの良さがあるし、1つの曲でいろいろな色や表情を見せてくれるからこの人好きなのかな~

Wish
この曲のサビに入るところが好き。
今のオタクはもっとサビ前の空気や静寂を楽しんでほしい。

Hello!
めっちゃ好き。
この曲のコールアンドレスポンスのところも好きなんだけど、(そっと分けあったら)や(確かにキミだって)を観客が歌ってるところ好きなんだよね。
「1.2.3.4!」のあとにギターの黒田晃年さんとベースの坂本竜太さんが前に出て演奏してたんだけど、こういうの好きだし、中島愛現場だと比較的大人しい姿を見せてることの多い坂本竜太さんが前に出て生き生きしてるところを見てると、いつもの知ってる坂本竜太さんだ!!!ってなる水樹奈々さんのファンも多いのではないでしょうか。

Ame(RAIN)
この曲ってやってると思ってたけど、やってなかったのね。
ラスマス・フェイバーが作る中島愛の曲は1つの曲の中でもいろんなカラーを見せてくれるから楽しい。

Flower in Green
この曲ってやってなかったと思うんだけど、初披露であってるっけ?
最初の1音聴いて「これだ!!!!」ってなって飛び跳ねてた気がする。
めっちゃ好きなんだよねこれ。
ダンスミュージックって言うのかな、こういう曲をわりとさらっと歌ってくる中島愛恐ろしいよね。

Raspberry Kiss
ここでやるかこの曲!?このセトリ考えた人めちゃくちゃ頭悪いのでは!?!?!?(めっちゃ褒めてる)
数年ぶりにライブで聴いてるはずなのに、振り付けが身体にしっかりと染み付いてたんだけど、何年もやってなくても身体に染み付いてる曲ってあるよね。

Transfer
中島愛ファン以外の人がこの曲好きって言ってるのをよく聞くんだけど、この曲警戒で来なかったオタクもったいないことしたな~って「Transferだ!」ってわかった瞬間にゲラゲラ笑ってた。
デジタルサウンドゴリッゴリの原曲の雰囲気をいい感じに残しつつも、バンドとしてのアレンジを加えて披露されたこの曲の破壊力は恐ろしかったな、デジタルとアナログのぶつかり合いからの融合とでも言うのだろうか。

マーブル
Transferのアレンジが最強すぎたのに、それを超えるアレンジをかましてくるマーブル、なんて恐ろしい曲なんだろう・・・
ライブならではのアレンジをここまでぶち込んでくる声優のライブってそうそうないと思う。
どちらかと言えば声優のライブってオリジナルのCDに入っているものを近いものを求めてる人が多いと思うんだけど、そんなの知ったこっちゃねえ!このアレンジを喰らえ!とでも言われているかのようなパワーのあるアレンジを見せてくれる中島愛とバンドチームが好きすぎる。

ワタシノセカイ
中島愛10枚目のシングルでありながら、デビューシングルのような装いを見せている復帰シングル「ワタシノセカイ
復帰フリーライブでも披露されたこの曲を初めて聴いたときに、長いことオタクとして生きてきたけど、ライブで初披露された曲でここまで身体にしっくり来た曲はないかもしれない。
これまでの中島愛とこれからの中島愛が共存しているような曲で、ファイナルライブで止まっていた時計の針がまた動き出す音を感じれる一曲。
復帰シングルではじまって、復帰シングルで本編終わるのって良いよね。

アンコール
マクロスFメドレー
 What'bout my star? @Formo
 星間飛行
 虹いろ♥クマクマ
 アナタノオト
 放課後オーバーフロウ
What'bout my star? @Formoを感じさせる入り方ではじまったアンコール、本編ではランカ・リー = 中島愛の曲が1曲もなかったので、今日はランカちゃんの曲聴けないのかな?って思いながら見てたから、は~そんなんエモいっしょ~ってなってたし、ランカちゃんの歌ってるシーンだとマクロスF 第5話「スター・デイト」でのWhat'bout my star? @Formoが1番好きだから嬉しかったですね。
星間飛行の振り付けが大人しくなってて、「はは~ん、さては大人アピールしたいのかな~」って思っちゃいました、そういうところも可愛いですね。
虹いろ♥クマクマってすごく久しぶりに聴いた気がする、これのランカちゃんのフィギュア1個余ってるんだけど、誰かいりませんか?
アナタノオトはエモいんですよね~泣いちゃいそうになってた。
マクロスFメドレーの最後を放課後オーバーフロウで〆てるの最高なんですよね~。
この曲ってファイナルライブのアンコール一発目の曲って印象だったから聴いちゃうと寂しい気持ちが込み上げちゃうからずっと聴いてなかったんだけど、やっぱり好きだなこの曲。

金色〜君を好きになってよかった
この曲のためにサイリウム配ってるファンの人たちを見ると素敵だな~って思うし、こういうの好きなんですよね。
この曲好きなんですよね、ファンと中島愛で作り上げる曲って要素がたくさん詰まってて。
青春としての歌を大人になった中島愛が歌っているのを見ていて、変わったところもあるけど、変わらないところもあるのが伝わってきて、この感じが中島愛だな~って。

ダブルアンコール
ノスタルジア
世代だからかもしれないけど、中島愛が「大好き!五つ子」の主題歌を歌ってたのって今思うとすごいよね。
この曲を歌うときに「すごく好きな曲」って言ってたのが嬉しかったな。
変わっていくものもあるけど、変わらないものもあるんだなってこのライブ中ずっと感じてた気持ちの1つの終着点みたいな気がする曲。

愛はめぐる
ライブ本編が最新シングルではじまって、ライブ本編ラストを最新シングルで終わって、ライブ全体のラストが最新シングルで終わるの最高の復帰ライブじゃないですか?
やっぱりこのライブのセットリストを考えた人は天才だと思う。
この曲の「Love is coming, coming back!」って歌詞好きなんだよね。


そんなわけで、この日のライブで1番嬉しかったことってなんなんだろうな~って考えてたんだけど、やっぱりこの人がすごくポジティブになってたところかな~って。
活動休止期間は「最後」って言葉やそれに近い言葉をよく使ってた人だから、そういう人から「未来」や「続き」を感じられる言葉がたくさん聞けると、「あ、本当に復帰したんだな」っていう実感が1番沸いてきたんだよね。
なんでもかんでもとんとん拍子に綺麗に次が決まっていくなんてことはないだろうけど、それでもこれからの活動がうまい具合に行ってくれたらそれでいいかなって。
やっぱりね、好きな人のステージがこれからも見れるって思うとそれだけで嬉しいし、すごく贅沢なことなんだな~って。
止まっていた時間がまた動き出してくれてよかったな。
やっぱりあなたがいると世界ってこんなに綺麗だったんだなって感じることができるし、あなたがいないステージは寂しいからね。

そういうわけでこれからもよろしくお願いします。

まるっ